2014-01-22

一枚の板で世界を変えた男

ここのところ様々なメーカーが秋冬に向けた展示会を開催中です
そんな中でアウトドア系のパタゴニア、BURTONなどの展示会にいってきました

毎年新しい素材や技術をふんだんに出してくるですねこういうメーカーは
当然それが彼らのアイデンティティーだし変わらないフィールドに向かうためのギアとしての宿命といえば宿命だ

パタゴニアがNANO AIR という素材を発表!


インナーのインサレートでも発汗できるというもの
ダウンにせよプリマロフトなども、一度内部で汗をかくとちょっと厄介だ
そんな中で開発されたJKTで汗をかいていもそのまま発汗してしまう
当然ストレッチ素材

また企業理念でもあるゴミを出さないという…ことから
端切れで作ったレトロなベストなど
やはり製品もサービスもらしくないとブランドにならない…


ロゴやタグがなくてもどのブランドかわかるような個性が必要だ
ブランドは強い  でもその強さは強い理念に対する想いと行動力が必要だと思う





そしてバートンは次シーズンの用具とウェアー中心に






藤原ヒロシさんと竹内マサさん監修のak457の来期はライムイエローがシーズンカラーです



使ってみるとわかるクオリティです
ちなみに僕も4シーズンこのシリーズを愛用です
バインは細かいところに手が届くストラップやラチェットに感心!
来季は変えてみようと思う


また靴はREDWINGの革使のIONやイタリアのDiemmeとタッグを組んだ靴も最高にクールだ


そして何よりも感動したのが「板一枚で世界を変えた男」というドキュメンタリーの映像
BURTONの創始者ジェイクバートンの物語
70年台に面白いことやろうと 試作品を作りプロダクションをしだした、、、ところから始まり
一日50本の生産に対して一年目は350本し売れなかった
だから東海岸中のショップをワゴンで回った話や
最大の協力者を雪崩で亡くした話やテリエがオリンピック競うことは本望でないと
辞退した話とかなどなど
そして「このスポーツが家族と仕事、会社すべて与えてくれた・・感謝している」と
いつもお世話になっているKAZさんがジェイクが日本へ来ると空気がかわる・・って言っていたのを思い出す
当時のジェイク始めSIMSとかが作ってくれなかったら僕も多くの友人に会うこともできなかったし、その友人達も今の仕事をしていなかっただろう
夢を追い求め、困難を乗り越えてきた顔が眩しくみえた

放送は1月30日のBS NHKでの予定
必見の映像だと思います

2014-01-01

今年のお年玉

新年あけましておめでとうございます
デイトナは社員一同今年もさらにお客様に喜んで頂ける店であり、会社作りに
励んで参ります かわらぬお支援をよろしくお願いします

ということであっという間に新年の幕が開いた
例年なら年末に最後のブログを書くようにしているのに
去年は調子が上がらず書くことができなかった
数年分の自分で書いた分を読み直しながら「結構パワフルだな・・」と思いながら
なかなかペンが進まぬうちに大晦日へ
結果は・・数年ぶりにダウン
大晦日は不覚にも寝込んでしまった

一年を振り返りいろんな事へ挑戦した年でもあった
仕事的には全国に向けて札幌、名古屋へと出店もし
復興支援については矢本のTUBOMIと商品を年間通じて供給した
またその支援の為の大会の下見としてオーストラリアのケアンズから800Kをバイク(自転車)で走るイベントにも参加
家族は息子がカナダへ高校から行くといいだし、夏には家族皆で会いにいき、そのままウィスラーで夏を楽しんだ
充実してうまくいったことが多かった一年
商売屋だった家で母代わりに何でも面倒をみてくれたおばあちゃんが秋に亡くなった
家族が一人欠けるということがどんなに世界を変えてしまうのか知った年でもあった
そんな中、年末に向けて今の世界は本当なんだろうか?継続的に続くのだろうか?との一抹の不安がよぎる
前々回のブログに書いたことだ

僕の会社を興した理由は2つだ
初めて体験したアメリカで感じた豊かさをお客様にお伝えし、皆さんの豊かなLIFEに貢献したい
それと自由で誰にでも平等にチャンスがある会社にしたい
僕が若かった頃大人と思われる人たちに「仕事は遊びじゃない」とか「できっこ無い・・」「ちゃらんぽらんで・・」とか言われた
悔しかった こんなにきちんと考えていて頑張っていても評価はそんなもんか・・と
だからどんなことでもいい だれか僕に真っ白なキャンバスだけ与えて欲しい・・と もてたら必死になって全身全霊で思いっきり絵をかきたい
書かせて欲しい・・と
だから谷にも独立をさせたんだと思う
だから僕の会社は前記の2点がクリアーした上での目標達成でなければ僕の中では納得して受け取れないんだ

そもそも社員になれる為の登竜門がデイトナには用意されているんだ
先月のそのテストで半数以上が不合格だった
僕の中で「あり得ない」とつぶやいていた
けっして難しいことで無いはずだ
新卒で惜しくも内定がもらえなかった人で現場のアルバイトから這い上がってくるスタッフもいる
そんな自由さが欲しい 誰にでも努力をきちんとした人には女神が微笑むようなね・・
厳しいトレーニングでも励まし合いながら、助け合いながらやりきって、力をつけて堂々と表彰台にのった君たちの誇ったような笑顔をみたい
そう思っているんだ
それがうまく機能しないでいる現実にちょっとショックで
年末に誘われたいくつかのお誘いも断っていたらダウン・・・だ
やっぱりもっと前向きに、もっと行動的でないと誰かにつきいれる隙を与えてしまうんだよな

あまり体調も気分も乗らぬまま迷ったが初売りの川崎ラゾーナ店へ
そこで待っていたのはうちのお店の開店を待ってくださっている長蛇の列だった




一人一人に新年の挨拶をしていると目頭が熱くなってきた
こんなに多くのお客様に支持されるお店にしてくれたスタッフへの感謝ときちんとDNAを受け継いでくれているだとの安心
もっと今年も頑張らなきゃ・・と現場からエネルギーもらっちゃった











そこへ一通のメールが

こんにちは。
先ほど古河店の初売りに
行かせて頂きました。

古河店のスタッフさんは
皆様とても素敵な方々で
お礼申し上げたいのですが
こちらでよろしいでしょうか?

私も同業者ですが
気配り、目配り、心配りを
自然としてくださったので
とても心地良くお買い物できました。

住まいは東京なので
立川店を利用することが多いのですが
また来年の初売りは古河まで
足を運ばせて頂きます。

お陰様でとても充実した
お正月休みになりました。

これからも是非たくさんの
お客様を喜ばせてください。
私も明日からセール頑張ります!

P.S
長野店から
ヘルプでいらっしゃっていた
男性のスタッフさん

色々と悩んでいたところ
相談に乗って頂き
ありがとうございます。
とても助かりました。

お名前をお伺いし忘れ
お名刺も頂いておけば良かったと
後悔しております…。

また来年の初売りで
お会い出来ることを
楽しみにしてます。

まとまりのない文書を
つらつらとごめんなさい…。

それでは失礼致します。   と匿名で

僕はすぐに返信した

明けましておめでとうございます
本日は古河店にお買い物におこしいただき誠にありがとうございました
また、新年早々にこのような形でお褒めのお言葉…私たちにとってはすばらしいお年玉・・嬉しいです
遅れましたが私代表の鹿島と申します
私は初売りの川崎店におりましたが、本当に多くのお客様が当店のオープンをお待ちいただき、お一人お一人におめでとうの挨拶をしているうちに目頭が熱くなってしまいました
社員達がこういったDNAを受け継いでくれてお客様が喜んで下さっている…これ以上の幸せはありません
これからもどうぞ宜しくお願いいたします
ちなみに長野のスタッフは髪が長めですと宮坂、短めなら大原です  本人にはすでに伝えさせていただきました
本当にありがとうございました

鹿島  研

今年もKENS STYLEを、どうぞよろしくお願いします