2012-05-30

T-C+N-P

FREAK’S STOREには多くのブランドが入っている
寡黙な歴史とクオリティがあるもの
新しいトレンドを切り開くもの・・

そんな中でT-C+N-Pというブランドがある


T-C+N-Pとはテキサス(T)コットン(C)ニッポン(N)プロダクト(P)の略だ
360度見渡す限り広がるアメリカテキサス州のオーガニックファームで育ったオーガニックコットンの原綿を輸入し、明治25年創業の広島県能美島にある伝統的な紡績工場にて綿糸にしそれから倉敷児島の三好染工所での天然顔料での染めを施されたプロダクツ

そもそもオーガニックとは2つの側面がある
農業的側面と工業的側面 
農業的では3年以上化学肥料などを使用していない畑で肥料、殺虫剤など化学ものを使わずに育成する
特に通常のコットンは収穫期に使う枯葉剤が大変に強い薬だ
また児童労働がないかとか遺伝子組み換えがないとかいった側面も含まれる
工業的には紡績したり染めたりのなかで薬剤の使用を極力控えて環境への配慮が必要とされる
とても手間をかけて作り出される商品
同じ形を安い工場で形だけ作れば価格は1/10でつくれるだろう
しかし僕たちは今、次の世代のためにもこの地球上で自分たちの利便のために犯してきた数々の過ちを修正していかなくてはならないと思う
今日本が置かれている原子力についてももっと若い世代が自分たちの子供の将来を考えて
どのようにしてゆくべきなのか 工業での商業での競争力のために生活が脅かされて良いのか 真剣に考えるタイミングに来ていると思う
昨日も高校の先生と話が及んだ
「歴史の年号を覚えることは社会に出てから役に立ったことはない だからこそ社会の授業で是非こういう問題をディベート形式で考えることと、自分の意見を伝えるといった、両面の授業とかが大切なのではないでしょうか?」と

そんな中で少しだけメッセージ性の強い商品としてこういうブランドは少しずつでも続けて行きたいと思います
秋には2型L/Sも入荷する予定です 価値を理解して感じていただきたい商品を今日はご紹介しました


アメリカのオーガニックファーマーたちが有機肥料を使った畑の土は、バクテリアが豊富でやわらかく栄養がたっぷりの畑で育った綿花を、世界でもトップクラスの品質技術を誇るニッポンにて製品にしています。
淡いベージュはコーヒー染め、インディゴは藍染めと共に日本の風土を大切にした天然染めにこだわっています。

決して海外の大量生産では真似出来ない温もりや快適さを味わえる商品です。