2011-11-09

バンフ・・BANFF MOUNTAIN FILM FEST 妙高高原

先週、妙高まで行って来ました。

まだ、雪も降っていないのに・・・
東京から新幹線を乗り継ぎ約3時間・・・

妙高高原駅に到着。

おっと!!
海外でもないのに、カードを持ってお出迎えが・・アハハ。


昔、FREEAK'S STORE長野店で一緒に仕事をしていた
鷲森君が迎えてくれました。

変わらない笑顔で、嬉しい再会です。



今回は、社内の2人と合計5人で行きました。

まずは、「BANFF MOUNTAIN FILM FEST」に行った
時のお話しをしたいと思います。


この映画祭は、年に一度カナダのバンフにおいて
世界中から応募された250本以上の山岳やアドベンチヤーの
フィルムから厳選された作品が、世界32カ国で上映される
というものです。



せっかくなので、この妙高のようなゲレンデに近い場所で
観てみたいと思い観て来ました。

余談ですが、なんとこの日は一日六食・・・地元食に負けました。
その様子は、明日のブログで紹介したいと思います。

さて話は戻りますが、映画はプログラムAとBに分かれており
さらに、プログラムA, B(全10作品)とのミックスで各プログラムを
構成している「特別プログラム」と言われるものがあります。

私が一番印象的だったのは、その「特別プログラム」の中の
SOLO」です。

 2008年 オーストラリア 58分
 監督:デヴィッド・ミコッド、ジェニファー・ピーダム
 制作:ジェニファー・ピーダム


アンドリュー・マッコリーというカヤックの冒険家が
タスマニアからニュージーランドまでの1600kmを
単独で渡るというドキュメント映画です。

しかし、この海域は世界でもっとも過酷な条件の海だそうです。

低気圧が来ると、うねりは10M以上にもなり
誰もが危険すぎると・・・

出発前に、親友は

 「君が挑戦することは、君の子供の人生を
  奪うことにもなりかねない。」

とも、言われ。

出発の当日まで恐怖心との戦いであり、出発当日になり
妻は心配でどうにもならず、本人も出発した後で
なんて愚かな判断をしてしまったのだろうと
泣きながらの出発。

途中幾多の困難に出会いながらも、目的地はあと一歩と
なった所で、SOSを出して行方が分からなくなってしまう。

そして、今も分からないままだ。

奥さんが

 「彼は成功したのよ・・・。
  岸に上がっていないから・・・と言う人もいるかもしれない。
  でも、そんなの無視よ。彼は成功したの。」

と言ったのが印象的でした。

途中に

 「怯えは怯えていることに、怯えているのではない。」

と、言う本人談がありましたが、冒険家と言われる人達は

 「恐怖と言うものは、力を抜いて平常心を保ち恐れを向き合い
 それを受け入れることが出来ないと命を落とすことに
 なりかねないということ・・・」

 「限界にいる人にしか感じられないこと・・・」

を、こうして共有できることは素晴らしいと思う。

まだ、2会場残っています。
ぜひ、お奨めです。


FREAK'S STORE長野店

 〒380-0823
 長野県長野市南千歳1-3-6
 K'S SQUARE 1F
 tel.026-226-7915

 OPEN
 【平日】12:00-20:00
 【日祝】11:00-20:00

BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL IN JAPAN 2011
   http://www.banff.jp/schedule/schedule.html