2011-07-26

穂高岳縦走 VOl.1

週末は待ちに待った?穂高岳、北アルプスに登山に行ってきました。多少山登り程度の経験はありましたが山岳キャンプ、縦走と聞いたら私の冒険心がうずきだし本格的にチャレンジすることに。小さいころから登山が大好きだったという長澤くんたちと北アルプスへと金曜の仕事が終わって出発。

松本で一泊のち早朝より上高地へ。
沢渡の駐車場に車を止めていざ上高地へ。ご存知のように上高地はマイカー規制があり直接は乗り入れができません。人数が5人だったので安いタクシーを選択して。
すると、運転手さんから、そのコースはベテランでもちょっときついのでは・・・とのアドバイス。大丈夫だろうか??

今回は中学生の息子も初挑戦。上高地に7時には到着して、さあいよいよ出発。台風一過の最高の天気に恵まれ白樺林を歩き始めました。

この景色と空気を味わうだけでも上高地を訪れる価値はあります。
河童橋、明神、徳沢、横尾とそれぞれがキャンプ場では多くの人がキャンプをしていました。
下の方は登山ではなくてキャンプ目的の人も多いです。
最近のオートキャンプ等を見ていると、何でもかんでも車に詰めて大型のテント、続くリビングテーブルにチェアー、さらに一部には、発電機にレンジも持ってきていて家が一軒引っ越してきたような人もいました。ちょっと違和感を感じます。普段と違う非日常がいいのでは・・・?

さて、最後の平坦地の横尾山荘をでるといっきに上りになります。
途中で休憩した本谷橋を渡った川の水の驚くほどの冷たいこと。後にわかることになったのですが、雪解けの水だそうです。暑くなった足を数秒つけただけで涙が出そうなくらいしびれました。
これから目指す涸沢は雪渓で有名なところ。

すでに歩き始めて6時間が過ぎている所で予定時間を大幅にオーバー。事前の準備と情報が足りなかったと反省。


涸沢ロッジからさらに奥穂高山荘まで行ってキャンプ泊の予定。
50Lのお気に入りのDANA DESIGNEBOMB PACKにはテントとシュラフなどのキャンプ道具達。久しぶりの登山で少しばかりひざが痛くなってきた。
重い荷物と上りは体力をどんどん奪ってゆく。途中から完全にひざに来てしまった。
でもがんばって涸沢ヒュッテに3時過ぎに到着。計画から2時間遅れ。

やっと昼食、1時に到着して昼休憩から後に一気に奥穂高山荘に行く予定でしたが、
全員一致でここに泊まり。ベースキャンプにして明日は荷物を持たずに行こうということにしました。

それにしても雪渓・・・学生のころのスキーキャンプの立山以来です。
テントの設営、夕食へと8時過ぎテントの明かりが一つ、また一つと消えてゆく都会では味わえない大自然の情景。そして、満点の星空ってこんなことを言うんだろな、天の川が視界いっぱいに広がります。
素敵な仲間と食事し、地球の営みを感じながら、いろんな話をする。他では味わえない素敵な時間です。


これから上高地へ行かれようとする皆さんにアドバイス・・
半分くらいの人はダウン着で登っていました。山の装備はお忘れなく。